高血圧の症状としてのめまい

 

血圧は高すぎても低すぎてもダメです。重要なのは血圧をコントロールすることです。血圧をコントロールできないと、頭痛や耳鳴り、めまいなど、体にさまざまな異変が生じます。

高血圧の症状として「めまい」を感じている人がいるかもしれません。しかし、実は高血圧によって「めまい」という症状が起こることはないようです。

高血圧でめまいは起こる?

高血圧の症状として、めまいがあると考えている方は多いと思います。

しかし、これは正しくありません。

因果関係が逆で、高血圧によってめまいが起こったわけではなく、めまいを起こして興奮したために、一時的に血圧が上昇しているのです。

ですから、めまいの症状が起こった時に、血圧を測ると、血圧は高くなっていますが、高血圧が原因でめまいが起こるわけではありません。

したがって、めまいの症状が起こったときに、血圧を下げる薬を飲む必要はありません。

逆に、飲むと危険な場合もあります。

なぜなら、めまいは血液が脳にスムーズに流れていない時や、脳梗塞を起こしている時に起こるケースがあるからです。

このようなケースでは、体が危険を察知し、血液の流れをよくしようとしたり、詰まった部分に血液を流そうとして血圧を上げるように働くのです。

体が血圧を上げようとしているのに、薬を飲んで無理やり血圧を下げようとすると、症状を悪化させてしまうことになりかねません。

めまいの症状は、血圧が高い時ではなく、むしろ低い時に起こるケースが多いのです。

臓器の活動に必要な血液が不足するため、脳にある前庭器官が反応してめまいが起こるのです。

ひどい時は、体がフラフラすることもあるでしょう。

血圧が下がると臓器に血液が届けられなくなりますが、脳には機能を維持するための安全装置のようなものがあり、多少血圧が下がっても脳への血液量は減りません。

その機能の範囲を超えて血液が低くなった時に、めまいの症状が起こります。

つまり、血圧は高すぎず、低すぎないようにコントロールすることがポイントです。

血圧の薬を飲んでいても、体調や季節によって血圧は上下します。一般的に、冬は血圧が高くなり夏は低くなります。

血圧に不安がある人は、定期的に測定をして適正な血圧かどどうか確認しましょう。

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