高血圧の症状として「肩こり」はある?

 

高血圧の人は肩こりを感じている人が多いと言われますが、高血圧の症状として「肩こり」もあるのでしょうか?

肩こりの原因には、肥満、姿勢の悪さ、冷え性、眼精疲労、ストレス、そして、高血圧による内科系の異常などが考えられます。

高血圧症は、大きく2つに分類されます。

ひとつは、原因が特定できない「本態性高血圧症」と、もうひとつは、血管疾患や内分泌疾患などの病気がともなう「二次性高血圧症」です。

本態性高血圧症にはほとんど自覚症状がありませんが、進行すると頭痛、耳鳴り、めまい、肩こりなどの症状が現れます。

ただし、これらの症状は、高血圧症以外の原因により起こるケースのほうが多いので、肩こりだからといって、高血圧だと思う人は少ないでしょう。

肩こりの症状が長期間にわたって続く場合は、血圧を測定してみましょう。

また、高血圧症によって腰痛が起こる場合もありますが、これは二次性高血圧症に腎機能障害やその他の内科系疾患が合併したケースで起こります。

疾患による内臓の肥大が大きな原因です。

内臓の大きさは胴体の大きさによって変わりますが、これが疾患によって肥大すると、腹部や腰が圧迫され、腰痛につながります。

肩こりが原因で高血圧になる?

頭や首筋が重くなる重度の肩こりを「肩こり症候群」と呼びます。

この状態で血圧を測ると、血圧が高いことが多いです。

そのため、「高血圧により肩こりの症状が起こっている」と思ってしまうかもしれませんが、高血圧で頭や首筋が重くなったと言うよりも、頭や首筋が重くなったことによる不安が血圧の上昇につながっていると考えるべきです。

頭痛による不安は、肩こり症候群や更年期障害を患っている女性に多く見られるのですが、治療により症状が軽くなると、血圧も安定するケースが多いからです。

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