高血圧の症状として鼻血が出ることがある?

 

高血圧になると頻繁に鼻血が出る、あるいは鼻血がなかなか止まらないという人がいるのですが、高血圧が鼻血を引き起こすのでしょうか?

高血圧の症状のひとつに鼻血(鼻出血)の症状があります。

しかし、鼻血の原因には他にもあり、鼻血が出たからといって必ずしも高血圧というわけではありません。

まずは、鼻血が出るメカニズムを確認し、どのような時にどのような出血の仕方をするのか、そしてどう対処すればいいのかをまとめました。

鼻血の種類

鼻血には、大きく分けて「単純鼻出血」と「動脈性出血」の2つがあります。

単純鼻出血

鼻出血の80%は、キーゼルバッハという鼻の入り口付近の粘膜が傷つくことによって起こる単純鼻出血です。

鼻腔内は粘膜が薄く、毛細血管が集中しているため、鼻を強くかんだり、ほじったりするだけで出血するケースもあります。

動脈性出血

高血圧症、動脈硬化症、白血病、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)など、なんらかの疾患により起こる鼻出血を、動脈性出血と呼んでいます。

動脈性出血は、鼻からだけでなく歯茎からも出血したり、場合によっては脳出血を起こすケースが見られます。また、出血が激しく、なかなか止まらない場合が多いです。

高血圧症による鼻血の特徴

高血圧症による鼻血は、鼻腔の後ろの太い血管の血管壁などが動脈硬化により傷むことが原因の場合が多いです。

高血圧症による鼻血は、出血量も多く、口から溢れるほど激しく出血するケースも見られます。

鼻血の対処法

単純性鼻出血の場合の対処法

やや下を向いて、小鼻を強くつまみ、鼻血が止まることを確認します。

首の後ろを叩いたり、仰向けになる人がいますが、あまり効果はありません。逆に出血が多く、誤って飲み込んでしまうと吐き気が起こることがあります。

動脈性出血の場合

単純性鼻出血とわかりにくいのですが、鼻血の出血量が多かったり、出血が15分以上止まらない場合は、高血圧症などの疾患による動脈性出血の可能性があります。

なかなか鼻血が止まらにときは、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

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