βカロテンと食物繊維がLDLの増加や酸化を防止する

 

コレステロールの酸化を防いでくれるビタミン、いわゆる抗酸化ビタミンにはビタミンAやビタミンC、ビタミンEがあります。

これらのビタミンを豊富に含んでいるのが、緑黄色野菜です。

緑黄色野菜とは、体内でビタミンAとして働くβカロテンを多く含んでいる野菜のことです。

βカロテンは色素成分で野菜の濃い緑色やオレンジ色など、鮮やかな色を生み出しています。

小松菜やホウレン草、大根の葉や、ピーマン、ブロッコリーや、ニンジン、カボチャ、トマトのように鮮やかな緑色やオレンジ色の野菜をたくさん食べることで、抗酸化ビタミンが体内の活性酸素の活動を抑えて、LDLが酸化されて動脈硬化に進行するのを防いでくれます。

また、緑黄色野菜をしっかり取っていると、脂肪細胞の代謝を促すことで注目されているホルモン、アディポネクチンの減少が抑制されるので、動脈硬化の防止に役立ちます。

さらに、これらの野菜には食物繊維も豊富に含まれているので、小腸で胆汁酸やコレステロールを吸着し、体外への排泄を促すため、血中コレステロール値の低下に有効です。

1日に食べるとよいとされている野菜の量は300gから350gです。

このとき、緑黄色野菜を100gから150gとるのが理想です。

生野菜もいいのですが、野菜は加熱するとかさが小さくなり量が食べられるので、火を通した料理がおすすめです。

また、βカロテンは脂溶性のビタミンなので、油と一緒に食べることで吸収が良くなります。

油を使ったドレッシングや炒め物も決してNGではありません。

ただしLDLを増やさないオリーブオイルなどを使い、あくまでも使い過ぎないように注意しましょう。

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