リコピンとβカロテン、ビタミンCのトリプル抗酸化作用

 

医者いらずといわれるトマトの健康効果は、トマトならではの健康成分であるリコピンによるものです。

リコピンは、トマトの赤色を作り出している色素成分で、カロテノイドの仲間です。

βカロテンのように体の中でビタミンAに変化することはありませんが、βカロテンよりもさらに優れた抗酸化作用があることが分かっています。

この働きが、LDLの酸化を防ぎ、動脈硬化の進行を予防してくれるのです。

もちろん、リコピンだけでなく βカロテンやビタミンC、ビタミンCと一緒に働くビタミンPも豊富に含まれており、これらの総合的な抗酸化作用がまさに医者いらずといわれるゆえんです。

トマトはよく熟しているほど、これらの有効成分が多く含まれています。

また、トマトには、脂質の代謝を促すことで注目されている生理活性物質であるアディポネクチンと似た構造と働きをもつオスモチンという成分が含まれています。

さらに、カリウムも豊富で、体内の余分なナトリウムの排出を促進し、血圧を安定させる働きもあるので、中高年の健康管理には欠かせない食品です。

トマトは生でそのまま食べるという人が多いかもしれませんが、加熱してもおいしく食べることができます。

刻んでパスタやスクランブルエッグにいれたり、スープやシチュー、カレーなどの煮込み料理にトマトをプラスするのもいいでしょう。

また、手軽にトマトの栄養成分がとれるトマトジュースもおすすめです。

ただし、塩分無添加のタイプを選びましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket