高齢者の高血圧の原因

 

高血圧の患者の割合を年代別に見てみると、30代から増え始め、年を重ねるごとに高血圧になりやすくなります。

高齢者の高血圧の原因として考えられるのは以下のことです。

老化により、血管の弾力性が低下していき、血流の流れが悪くなったり自律神経の働きも低下して血管の収縮や拡張がうまくできない

血圧が高いのに脳を流れる血液が減少しやすい

他の病気と併発しやすい

高血圧と併発しやすい病気

高血圧は、動脈硬化、脳梗塞、心臓病、糖尿病などの病気を併発するリスクがあります。

高血圧になると気をつけたいのが他の病気との併発です。

高血圧に関係する病気はさまざまあるのですが、高齢者が特に注意したい病気が「糖尿病」です。

厚生労働省によると糖尿病を患っている人の約40%が高血圧を併発しているのだそうです。

また、高血圧の人は高血圧ではない人に比べると糖尿病になる確率が2~3倍高いとも言われています。

糖尿病の検査

もし検査などで血圧が高いと診断された場合は一緒に糖尿病の検査も受けることをおすすめします。

もし高血圧と糖尿病を併発している場合、血圧管理だけでは症状は改善出来ません。

血圧と血糖値、両方を上手くコントロールすることが必要です。

血圧計の選び方

高血圧を治療する上で大切なのは日々の血圧を記録することです。

血圧を測るポイントについて

時間帯や環境などちょっとしたことでも血圧は変動します。

決まった時間に、同じ環境で測るようにしましょう。

継続して血圧を記録し、連続する5~7回の値の平均値で比較しましょう。

血圧は前日に食べたものや体調でも変わります。

そういったことも一緒に記録しておくとあとで役に立ちます。

大きく数値が変動した時の判断材料になります。

血圧計はどんなものがいいのか?

血圧計を選ぶ際のポイントは2つです。

①上腕に巻くタイプ
②実際に使用して自分が使いやすいもの

この2つです。

指で測るものもありますが、初心者でも簡単に正確に測るには上腕タイプがいいでしょう。

そして実際に使ってみることです。自分に合った使いやすいものを選ぶようにしてください。

血圧変動のリズム

血圧を記録する前に「血圧変動のリズム」を理解しておきましょう。

血圧というのは朝から日中にかけては高くなり、夜間になると低くなります。最も低くなるのは就寝中です。

しかし高齢者の場合は、自律神経の機能が低下していたり、動脈硬化などが見られると血圧変動のリズムが乱れる傾向があります。

夜間や就寝中にも関わらず血圧が下がらないこともあり、これを夜間高血圧といいます。

また逆のパターンの早朝に血圧が一定以上に高くなることもあります(早朝高血圧)。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket