ストレスが高血圧を引き起こす原因となる

 

高血圧の原因の多くは食生活によるものですが、ストレスも大きな原因です。

今の時代、ストレスフリーで生きているという人はごく少数でしょう。多かれ少なかれ誰でもストレスを抱えて生活しています。

ストレスが血圧上昇に影響することは医学的にも証明されており、脳卒中や心筋梗塞などにつながる可能性もあるのです。

ストレスは自律神経と深い関わりがあります。

自分で意識してコントロールすることはできないのが自律神経で24時間ずっと体のために働き続けています。

自律神経は、昼間の活動的なときに活発になる「交感神経」と安静時や夜に活発になる「副交感神経」の2種類があります。

ストレスを受けると交感神経が活性化し、大量のアドレナリンが分泌されて興奮状態になります。

すると、心拍数や循環する血液の量が増えて血管に負担が増えます。

ストレスを受けることで血圧は上がるのです。

ストレスには、「肉体的ストレス」と「心理的ストレス」があります。

「肉体的ストレス」は寒さや暑さのほか湿度などによる季節的なもの、過労、スポーツ、睡眠不足が大きな原因です。

一方、「心理的ストレス」は人間関係などが影響することが多いです。

実際はストレスがかかっていても、本人は自覚をしていないこともあります。

たとえば、次のような場面でもストレスにより血圧は上がっています。

大勢の人の前でスピーチをするときに緊張してしまう、スポーツをしているときに緊張するなど緊張する場面はたくさんあります。

他にも何となく調子が悪いなどの変化を感じるときには無意識にストレスを抱えていると考えられます。

ストレスはあらゆる病気のもとにもなりますので、できればストレスはためないようにしたいですね。

ストレスを溜めこみやすいタイプの人は早めの対策をしましょう

健康な状態であれば一時的にストレスを受けても時間とともに血圧は正常値になりますが、そのまま戻らない場合は注意が必要です。

血圧の変動が起こりやすい65歳以上の高齢者、複数の病を併発している内臓脂肪型肥満の方、家族に脳卒中や心筋梗塞などの循環器系疾患既往歴がある人は特に注意が必要です。

ストレスを溜め込みやすいタイプであれば、心療内科や精神科で相談するのもひとつの方法です。

臨床心理士に話を聞いてもらうことでストレスが解消されることもあります。

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