血圧の上昇抑えて安定させるカルシウム

 

カルシウムは、体内で一番多いミネラルです。

骨や歯を形成していることで知られていますが、血圧を低下させて安定させることにも深く関わっています。

カルシウムが不足すると、体内のナトリウム量が増えて、血圧が上昇します。

カルシウム不足状態が続くと、全身に供給するために、貯蔵庫である骨からカルシウムが流れ出ていきます。

そのカルシウムが血管の壁に付着して、高血圧を誘因する原因の一つになるのです。

また、骨から溶け出たカルシウムは、血管の細胞にも入り込んで、血管を収縮させ、血圧を上昇させてしまいます。

これらは、カルシウムの代謝異常とよばれています。

血圧が高い人は、カルシウムをとり過ぎているわけではないのに、細胞の中のカルシウムが過剰の状態なっています。

また、血液中のカルシウム濃度は低いのですが、尿に排泄されるカルシウムの量は増えています。

不足しているのに、カルシウムがどんどん体外に出てしまうのです。

このようなカルシウムの代謝異常を起こさないためには、カルシウムの摂取不足を解消する必要があります。

少なくとも1日600mgはカルシウムを摂取するように意識しましょう。

カルシウムは牛乳や乳製品、小魚、海藻、緑黄色野菜などに多く含まれています。

中でも牛乳や乳製品は体内への吸収率が高く、効率の良いカルシウムの供給源なので、毎日の生活で欠かさないようにしたいものです。

牛乳が苦手という人は、無糖タイプのプレーンヨーグルトもおすすめです。

適当な日光浴も、カルシウムの吸収を促す活性型ビタミンDをつくるのに役立ちます。

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