血圧を下げる食べ物~干しシイタケ~

   2017/05/20

干しシイタケの戻し汁を使った実験があります。

実験に使用したのは、年をとるごとに血圧が上昇する特殊なラットです。

このラットに対し干しシイタケの戻し汁を与えました。

すると、水だけを飲んでいたラットの血圧がみるみる上がったのに比べて、シイタケの戻し汁を飲ませたラットは、血圧の上昇が抑えられたのです。

さらに、血中コレステロール値も大幅に下がっていることが確認されました。

さらに違う研究があります。

群馬大学で行われた実験では、学生にシイタケを毎日食べてもらったところ、実験開始からわずか3週間で総コレステロール値が10パーセントも低下しました。

さらに、善玉であるHD Lコレステロール値が上昇していることもわかったのです。

総コレステロールが減っているのに対し、善玉コレステロールが増えるということは、体に害をもたらす悪玉コレステロールが減少したということにつながります。

こうした働きは、エリタデニンという成分によるものです。

エリタデニンはコレステロール代謝系に働きかけ、肝臓で作られるコレステロールの量を正常にコントロールする働きがあります。

コレステロールの増加は高血圧を招くため、コレステロールを一定に保つことは、血圧を安定させるのに有効です。

また、シイタケにはナチュラルキラー細胞を活性化させる働きがあることも分かってきています。

ナチュラルキラー細胞とは、がんに対して強い抵抗力を発揮するといわれている細胞です。

シイタケはナチュラルキラー細胞の働きを活発にするため、がんを予防することが期待できるのです。

さらに、しいたけには抗がん効果のあるβグルカンや骨粗しょう症を予防するエルゴステロールもたっぷり含まれています。

シイタケは生で食べるより、いったん干してから調理するのがおすすめです。

うまみや香りが増す以外にも、体内でビタミンDに変化するエルゴステロールは、しいtけを、天日干しにすると急増することが分かっています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket