血圧を下げる食べ物~納豆~

   2017/05/25

冬になると脳や心臓の発作が起こりやすくなります。

寒いと血管が縮んで血行が悪くなり、血栓症を起こす確率が高くなるからです。

血栓症にならないためにおすすめなのが納豆です。

納豆のねばねば成分の中には納豆キナーゼという酵素が含まれています。

ナットウキナーゼは血栓の本体であるフィブリンを直接、短時間で溶かす働きがあります。

血栓を溶かす医薬品としては、ウロキナーゼという血栓溶解剤が使われています。

心筋梗塞や脳梗塞の薬として使われますが、ウロキナーゼと納豆を比較すると、納豆200gがウロキナーゼ約200000円分の血栓溶解力に匹敵します。

病院で1週間投与されるウロキナーゼと同じ効果が、納豆200g分で得られるということです。

しかもナットウキナーゼが優れているのは、効果の持続時間がはるかに長いという点です。

個人差はあるものの、食べてから4~12時間、作用することが分かっています。

さらにラットの実験で血圧を下げる成分が含まれることもわかっています。

最高血圧の平均が173㎜HG、最低血圧の平均が101㎜HGという高血圧症の成人5人に、納豆に換算すると100gに相当する納豆のエキスを4日間摂取してもらった結果、4人ともに血圧の低下がみられました。

タンパク質を摂取すると、血圧を上昇させる物質アンジオテンシンを作り出してしまいますが、納豆に含まれるアンジオテンシン変換酵素阻害ペプチドという生理活性物質は、アンジオテンシンを生み出す酵素の作用を阻害して血圧の上昇を防いでくれるのです。

最も納豆がどんなに優れた成分を含んでいても、腸内に吸収されなければ意味がありません。

納豆がすばらしい効果を発揮するのは、納豆菌が胃酸にも負けない強い生命力を持っているからです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket