血圧を下げる食べ物~そば~

   2017/05/27

そばを食べていると脳出血を起こしにくいといわれていますが、そばに含まれる機能性成分として注目されているのがルチンです。

ルチンはフラボノイド配膳体という植物の褐色色素の一つで、毛細血管を強化して内出血を防ぐ働きがあります。

そばを食べたマウスは毛細血管が強化され、内出血しにくくなることが確認されたのです。

また、そばには血圧を下げる成分が豊富に含まれています。

人間の体にはACEとよばれる酵素があります。

ACEはアンジオテンシンⅠという物質に働きかけて、強力な血圧上昇作用もつアンジオテンシンⅡを作り出します。

そばには、このACEの働きを阻害する作用があり、血圧の上昇を防いでくれるのです。

アメリカで開発されたACEの作用を弱める血圧降下剤は、そばに含まれるACE阻害物質の化学構造とほぼ同じといわれています。

薬剤の使用を中止するとかえって血圧が上昇することがありますが、そばには副作用はありません。

一定量食べ続けることで穏やかで安定した効果が期待できるのです。

ルチンh.はそばの実の表層に、ACE阻害物質は内層部分に多く含まれるので、白っぽいそばは血圧を下げ、黒っぽいそばは血管を強くします。

また、ルチンはビタミンCとともに摂ると毛細血管の強化作用がさらに高まるので、付け合わせはビタミンCが豊富な大根おろしがおすすめです。

ルチンはゆで汁に溶け出すので、蕎麦湯を飲むといいといわれますが、溶け出すルチンは数パーセントです。

血管強化や血圧調整の効果を期待するなら、1日30~50gのそばが必要ですが、お薦めなのが、そば粉を使ったそばがきなどです。

そば粉を熱湯で練るだけでも OKです。

ゆでこぼすことがないので、水に溶けやすいタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどそばに含まれる豊富な栄養をそっくりそのまま摂取することができます。

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