DHAはEPAよりもコレステロール低下作用がある

 

不飽和脂肪酸の代表的存在であるリノール酸がコレステロール値を下げることは有名です。

ところが、最近は、こうしたリノール酸などの植物油のとり過ぎも良くないということがわかってきました。

もちろん、コレステロール値を下げる働きがあることは変わりませんが、とり過ぎるとがんになりやすいなどの弊害があることが明らかになってきたのです。

そこで現在注目されているのが魚の脂です。

魚の脂に含まれる不飽和脂肪酸DHAやEPAに、すばらしい働きがあることがわかってきました。

特に注目したいのがDHAで、がんを抑制する、脳の働きを活発にするなど、多くの有効な作用があることが解明されつつあります。

さらに、DHAには、コレステロールを下げる働きも非常に強いことが報告されています。

EPAには血中の中性脂肪、DHAには血中のコレステロール値を低下させる働きがあることは、以前からわかっていましたが、最近になってこのことがはっきりと証明されました。

DHAとEPA、それにαリノレン酸をネズミに与え、それぞれのグループの血中コレステロール値を比較したところ、αリノレン酸を与えたネズミの血中コレステロール値はおよそ81mg、EPAを与えたネズミおよそ71mgだったのに対し、DHAを与えたネズミやおよそ57mgだったことがわかりました。

DHAを与えていたネズミだけ、血中コレステロール値がはるかに低く、DHAのコレステロール低下作用がずば抜けて高いことが明らかになりました。

このように、コレステロール値を下げるのにDHAはとても有効です。

このDHAは、特にイワシ、サバ、サンマなどの青魚やブリやマグロに多く含まれています。

意識して摂取したいですね。

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